総合的な姿を検討

鉢を選びます。伸びすぎてしまっている枝は切り詰めて、不要な枝は切り落とします。盆栽作りの原則は、無理に素材の個性を壊してしまうような作り方をしないことです。そこで、生育させたいと思う大きさを考えて、どんな樹形にするのかを決めます。素材の時点では枝が暴れているので、針金を小枝にもかけて矯正を行います。 枝ぶりや幹の模様などに欠点のある場合は、針金などを使って矯正します。そのときに気をつけたいのは、不要だと思って全部切ってしまわないことです。盆栽作りとは、素材のもつ個性を引き出して、欠点を改善しながらその長所を伸ばし、美しい姿に仕立て上げる作業です。ゆっくりと鉢を回して、前後、左右から眺めてみて、木の総合的な姿を検討します。